こんにちは。
今回紹介するのは、北海道の美瑛にある絶景写真スポット「クリスマスツリーの木」です。
目次
美瑛のクリスマスツリーの木について
ここでは、北海道の美瑛町にあるクリスマスツリーの木について紹介します。
クリスマスツリーの木とは?
クリスマスツリーの木は、美瑛で最も人気な観光スポットであり、絶景スポットでもあります。その理由は、観光ガイドやツアーガイド等、多くのコンテンツでクリスマスツリーの木の写真が取り上げられており、美瑛町と言えばクリスマスツリーの木と言っても過言ではないからです。また、実際に足を運んでも、国内外からの観光客で非常に賑わっていました。
クリスマスツリーの木と呼ばれる樹木の名はトウヒ(マツ科のトウヒ属の常緑針葉樹)であり、樹形の美しさからこの通称がつけられたそうです。 トウヒは北海道や北東アジアなど比較的寒い地域に生息するエゾマツの変種だそうです。
撮影の注意点について
ここで注意しないといけない事は、クリスマスツリーの木自体は私有地に生えている事です。コロナ禍に入る前から、美瑛町の畑(私有地)に入る観光客が問題視されており、不法侵入や環境破壊に繋がる行為が横行しています。
実際に自分が美瑛町を訪れた際も、フェンスの向こう側の雪原に足跡がついていたりと、事前情報通りの現状でした。よくよく観察すると、日本人ではなくアジア系外国人旅行客が記念写真する為に私有地に入っているのが大半なんですよね。この辺りは、ツアー会社等でしっかりアナウンスしてほしい所です。
その他、基本的に路上駐車して撮影する為、交通事故には十分に注意しましょう。
今回の撮影について
美瑛のクリスマスツリーの木は、旅行ツアーに掲載されていた写真を見て知りました。
雪原に立つ樹形の美しい一本の木は本当に美しく、いつかじっくり写真撮影したいと思っていました。今回は2月の平日に二泊三日で撮影旅行に行き、朝から夕方・夜の星空までじっくり撮影する事ができました。
基本情報
- 所在地:〒071-0471 北海道 上川郡 美瑛町字美馬牛
- アクセス:JR富良野線美馬牛駅より徒歩30分
- 駐車場:基本的に道路脇に路駐して楽しむ文化になっている
クリスマスツリーの木の写真
ここからは、自分が撮影した美瑛町のクリスマスツリーの木の写真を紹介します。
青空の下のクリスマスツリーの木
α7III+SEL2470GM2
中日にダイヤモンドダストとサンピラーを撮影した後、クリスマスツリーの木に直行。
この日は快晴であり、真っ青な空に真横から朝日がさす素晴らしい風景写真が撮れました。前日に雪が降った事もあり、雪原や陰影も美しかったです。
曇り空のクリスマスツリーの木
α7III+SEL2470GM2
こちらは初日の日中に撮影した写真。
曇り空であり、モノトーンな印象のクリスマスツリーの木が見られました。冬の北海道の美瑛は、悪天候でもこのような景色が見られる事が魅力です。
玉雪とクリスマスツリーの木
α7III+SEL2470GM2+ストロボ
こちらは初日の日没時に撮影した写真。
ストロボで発行されることで、雪が玉ボケした美しい姿を撮影する事ができました。
夕日とクリスマスツリーの木
α7III+SEL2470GM2
α7III+SEL2470GM2
こちらは初日の宿にチェックインする直前に撮影した写真。
先ほど紹介した玉雪がこの一時間後の景色と考えると、本当に刻々と表情が変化する事が分かります。確かに、西の空に真っ黒い雲が広がっているので、予想はできましたね。
実はこの翌日は快晴だった為、クリスマスツリーの木に三日月が乗る姿が撮れました。月齢も想定して旅行を組んだのですが、翌日は青い池に居たので断念。次回に期待です。
星空とクリスマスツリーの木
α7III+SEL2470GM2+プロソフトンクリア
二日目の未明。
つまりダイヤモンドダスト・サンピラーを撮影する前の4時前に撮影した写真になります。満点の星空に加え、左にはさそり座が昇っているのが見えます。
こちらも想定していた構図で、リアホルダーにソフトフィルターを入れて撮影しています。
流行りのインスタ映え自撮り
α7III+SEL2470GM2
こちらは、友人に撮影してもらった流行りのインスタ映え写真です。
撮るつもりはなかったのですが、日本人で関西の女の子組が楽しそうに撮影していたので、自分達も男二人で撮り合いっこしました(笑)。本来、人間がもっと手前に立つ事で、手のひらにクリスマスツリーの木が乗っかります。
そうそう、防寒具の振り返りにもいいですね。スノーブーツがいい味を出しています。
この写真、撮影地環境の把握にもいいですね。実はこの写真、友人が路上駐車してた車内から撮影しています。悪天候であったり、撮影ではなく観光メインの方でも、車の中から楽しめるのが美瑛のクリスマスツリーの木なのです。
また、冬季はこのように除雪した雪の壁ができます。再度になりますが、この雪に昇る行為は私有地への不法侵入になります。しかし、アジア系外国人旅行客だけが何人もよじ登って記念写真を撮影していました。
我々日本人は真似しないように心がけましょう(日本人が注意できれば理想ですが)。
※2月でこの高さな為、一般的な三脚なら夜間の星空撮影は道路の上から可能です。
今回の撮影で使用したレンズは標準ズームレンズがメインになります。焦点距離は、標準ズームレンズで十分だった為、フロントねじ込みのソフトフィルターが重宝しました。
まとめ
北海道の美瑛町にあるクリスマスツリーの木、いかがだったでしょうか。
クリスマスツリーの木の周辺は、視界が広く長時間場所を取る方はない為、非常に写真撮影が行いやすい撮影地でした。得に、日没前や夜間の星空の時間帯、三脚場所取り問題は皆無だったのには驚きました。
どちらかと言うと、アジア系外国人旅行客が大量の群れで道路沿いを占拠しているので、そちらの方が危なかったですね。
いずれにせよ、観光客が私有地に入らないと言うルールさえ守れば、とても良い場所です。
個人的に、北海道(北)はクリスマスツリーの木、沖縄(南)は一本マングローブの木が好きな撮影地であり、今後もじっくり通いたい風景写真スポットとなっています。
次回は雪の無いシーズンにじっくり撮影しようと思っています。
それではまた。
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