ハワイ島で絶景の星空スポット マウナケアで撮影した天の川の写真

シェアする

こんにちは。

いよいよ一番書きたかったハワイ島の記事になります。

今回紹介するのは、四泊六日のハワイ島旅行で恐らく一番滞在時間が長かった場所です。

そこが、マウナケアから撮影する星空と天の川です。

レンタカーを駆使し、サンセット後から深夜2時までマウナケアの上で撮影を続けました。

今回見た天の川は、恐らく自分の人生で一番と言える素晴らしい天の川の景色です。

今回の旅行全体のまとめ記事はこちら↓

★ ハワイ島で写真撮影旅行 マウナケアの天の川や絶景スポットを紹介! ★

スポンサーリンク
スポンサーリンク




マウナケアで天の川を撮影する

ハワイ島のマウナケアと星空について、簡単に紹介します。

マウナケア山Mauna Kea)はハワイ島を形成する5つの火山のうちの1つであり、標高が最も高く4,205mに達します。

名前の由来として、ハワイ語でマウナケアとは(白い山)と言う意味があります。冬になると山頂が雪に覆われることからこの名前がつけられたそうです。

そんなマウナケアの山頂付近は天候が安定し、空気が澄んでいることもあり、世界11ヶ国の研究機関が合計13基の天文台(マウナケア天文台群)を設置しています。日本の国立天文台が設置したすばる望遠鏡もあり、日本国民の税金400億円で建てられたとか。

そんなマウナケアの上から星空と天の川を撮影する訳ですが、実は山頂では撮影ができません。2016年のツアーの時に聞いたのですが、山頂では天文台による天体観測が行われるため、日没30分を過ぎると一般の観光客は下山しないといけない。わずかな光害も迷惑となり、山頂にいるとレンジャーに注意されるとか。

確かに自分たちもサンセット撮影後30分近くまで粘りましたが、周囲の車はほとんどいなくなり、ちょうど日没後30分が経った頃、ピカピカ点滅したレンジャーの車が山頂に来ました。

インターネットで見ると、山頂の天文台と絡めた天の川の写真をちょくちょく見るので、深夜にこっそり行っている方もいそうですね。しかし実際は駄目です。と言う事で、自分たちは別の場所へ移動して星空や天の川を撮影する訳です。

撮影場所は天の川が撮影できる位置なので、南東側の視界が大きく開けている場所です。サンセット前にレンタカーで上る途中に目星をつけていたので何とか到着しました。

それでは早速行きましょう。

マウナケアで撮影した星空の写真

西に沈む月

マウナケアから見て真南には、世界最高体積を誇る標高4169mの山 マウナ・ロア があり、この巨大な山を避けて撮る事は絶対にできません。と言う事で、この山を主体に天の川が昇るのを待ちます。まずは日没後の星空を紹介します。

α7RⅡ+SEL1635GМ 16mm f2.8 ss30 iso2500

夏の天の川が昇るまではお遊びと言った感じ。西方面の光は月です。

その左隣には沈みゆくオリオン座が見えます。

それにしても月があってもこの星の量です。大気が薄いせいか、日本で同じケルビンに設定したよりも空が暗く赤く写ります。これが本来の宇宙の色なのでしょうか。。。

消えゆくオリオン座と冬の天の川

α7RⅡ+SEL1635GМ 20mm f2.8 ss20 iso4000

月齢を加味してハワイ島の旅行を組んで良かったです。無事に月が沈みました。

時刻にしてハワイ時間の20時半頃、5月上旬でもオリオン座がこの位置にあります。

流れ星も写っていますね。

南十字星が姿をあらわす

関東周辺では見る事ができない南十字星。前回のマウナケアと同様に見る事ができました。

α7RⅡ+SEL1635GМ 20mm f2.8 ss30 iso4000

右側の大きな丘がマウナ・ロア山です。

ただ、これではどこに南十字星があるかわからないですよね⁉

分りやすいように、同じ画角と設定でソフトフィルターを使ったものをお見せしましょう。

α7RⅡ+SEL1635GМ+ソフトフィルター 20mm f2.8 ss30 iso4000

中央やや左の雲の発生しているポイントの真上やや右あたりの菱形の星が分りますか⁉

α7RⅡ+SEL1635GМ 35mm f2.8 ss10 iso12800

さらに分りやすい参考画像がこちらです。南十字星(サザンクロス)に線を入れてみました。

夏の天の川が姿をあらわず

冬の天の川、夏の天の川と言いますが、ようは薄い円盤型に銀河がある訳で、ハワイ島からは常にマウナロアの上に天の川見えているように感じました。

日本ではオリオン座側の冬の天の川は一度完全に沈みますよね…。

α7RⅡ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss30 iso6400

この光景を見た瞬間思わず驚きの声が出ました。

日本では天の川の一番濃い部分がぎりぎり見えると言った感じですが、ハワイ島まで来ると、さらに下の方まで見えるのです。真南にあるマウナロアの山頂付近を軸に、東の方角から濃い夏の天の川が昇り始めたのです。

撮影情報より時刻にして現地時間22時40分。これはこの時期のツアーでは見られない訳です。

α7RⅡ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss30 iso6400

個人的に最も気に入っているのが、南東方面を撮影したこの写真です。

天の川の中心を真ん中に入れると、アーチ形に横たわる姿が写せました。

この写真を撮ると、やはり14mmは星景写真には必須ですね。シグマ14mmf1.8が欲しい。

余談ですが、正面に雲海が見えます。ハワイ島の西側に位置するカイルア・コナは比較的晴れが多く、今回の旅行でも全て晴れていました。しかし、ハワイ島の西側に位置するヒロの街は世界的に見ても雨量が最も多いそうです。この機構の特徴通り、二度のマウナケアからの景色において、ヒロの方向は雲海に覆われていました。また、この翌々日にヒロやキラウエア火山の国立公園に行くのですが、やはり雲に覆われ、雨も降っていました。面白いですよね。

本来右側にはキラウエア火山の赤光が見えるのですが、2018年5月の大噴火現象で全て流れ出てしまい、今では煙のみのようです。でもよく見ると、左の灯りがヒロの街明かりだとして、中央右に見える赤い光はもしかしてキラウエア火山の一部かも⁉

α7RⅡ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss30 iso6400

こちらは下山直前であるハワイ島の現地時間2時ごろに撮影した写真です。

よくここまで一睡もせずに粘ったと思います。途中はソフトフィルターやポートレートで遊んだり、車内で飲食したりしていました。大量の防寒具のおかげですね。

本来はマウナ・ロア山に対してもっと垂直になった写真を撮りたかったのですが、これが時間的に限界でした。また、サンライズ前にここでブルーアワーの天の川を撮る予定であり、垂直の天の川とマウナ・ロアの撮影の夢が叶う予定でしたが、実は通り過ぎて失敗したと言う…。

サンライズ前に撮影したブルーアワーと天の川の写真は、この記事の一番下で紹介しますね。

マウナケアの上の北斗七星

そうそう、ここで北斗七星の写真を一枚だけ紹介します。と言うか撮影したのが一枚だけ…。

α7RⅡ+SEL1635GМ+ソフトフィルター 16mm f2.8 ss30 iso4000

星空ポートレート!

深夜0時ごろから、ちょくちょく星空ポートレートを撮り始めました。

また、レンタカーのジープと天の川を絡めて写真撮影を行いました。

写真が多くなるので、一枚だけ紹介して後日別記事で書こうかな…。

α7RⅡ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss30 iso6400

この写真の記事はこちら↓

★ 【星空ポートレート】ハワイ島のマウナケアで天の川を絡めて撮影した写真 ★

マウナケア山頂で撮るサンセット

関連記事として、同日に撮影したマウナケア山頂でのサンセットを紹介します。

この写真の記事はこちら↓

★ ハワイ島で絶景の夕日スポット マウナケアの山頂で撮影したサンセットの写真 ★

マウナケア山頂で撮るサンライズ

関連記事として、後日の帰国日に撮影したマウナケア山頂のサンライズを紹介します。

この写真の記事はこちら↓

★ ハワイ島で絶景の日の出スポット マウナケアの山頂で撮影したサンライズの写真 ★



まとめ

ハワイ島のマウナケアの上から撮影した星空と天の川の写真、いかがだったでしょうか。

ツアーで行くと、どうしても星空観測時間は短く、自由に写真撮影を行うことができません(サンセットやサンライズならツアーでも一定時間確保されているのでいいのですが…)。今回はレンタカーで行く個人でのマウナケアで行う星空撮影。高山と言う環境での撮影に向けた事前の準備、撮影ポイントのイメージを持っていたのと、天候に恵まれた事で想像以上に綺麗な天の川の写真を撮る事ができました。

インターネットで「マウナケア 星空」などと検索すると、ツアー会社のサイトばっかりがヒットし、なかなか個人で行く星空撮影に必要な情報が出てきませんでした。

事前の準備や撮影イメージを持っていたとは言え、撮影ポイントを探すのは実は探り探りではあったので、いい経験となりました。今後行かれる方は参考にしてみて下さいね。

今回のハワイ島のマウナケアでの天の川撮影を終えて、北半球での天の川の撮影はそれなりに行ってきたと思います。強いて言えば沖縄の離島で撮影してみたいくらいです。それよりも今は、南半球での天の川撮影に挑戦したい気持ちが強いです。候補はオーストラリアのケアンズ・エアーズロックリゾート・西オーストラリアのピナクルズ国立公園辺りです。大マゼラン星雲・小マゼラン星雲と絡めた星景写真が撮りたい。

しかし、予算はどうにかなるにしても連休が取れないと言う…( ;∀;)。有給休暇が30日程残っているのに取得しずらい日本や会社。どうにかならないものか…。

撮影の注意点について

サンセットとサンライズの撮影と同様に、防寒対策と高山病対策が一番大事です。十分な防寒具が必要です。サンセットの記事でも書きましたが、自分はハワイ旅行にも関わらずパーカー二枚の重ね着に加え、上からウルトラライトダウン、さらに厚手のフリースをはおり、ズボンの上からはウィンドブレーカー、あとはカメラ専用(指の出る)手袋を着用しました。これでもしゃがんで撮影すると腰が寒いので、ホッカイロを腰部に貼りました。ホッカイロは貼るなら頸部と腰部がおすすめです。撮影にハイテンションになると寒さは感じず、旅行終わりに風を引くこともありませんでした。これは凄い事です。睡眠時間を削り標高4000mの山に二回、さらにサンセットから含めて7時間もぶっ通しで撮影したのに風邪をひかなかったんです。

次に十分な水と食料が必要です。脳に栄養を送る役割もある為、これは高山病対策にもなるそうです。自分たちはカイルア・コナにあるスーパーマーケットで大量の水と食料を買い足しました。ここでまさかのハプニングが…。本来はオニヅカ・ビジターセンターが深夜22時とかまで空いているのでお湯が使えるはずなのですが、何故か15時半で閉まると言う大ハプニングが…。つまり、買っていったカップラーメンに水を入れてふやかして食べると言う始末。

さらに、お手洗いはオニヅカ・ビジターセンターで24時間使えるはずなのですが、施錠状態。その為、徒歩数分のところにある仮設トイレを使う事になりました。ちなみに、マウナケアの山頂にもお手洗いがあります。行列が出来る事もあるのでご注意を。

撮影の足場に関しては、基本的に平らな場所を選べば問題ないです。物凄い崖もないですし。

撮影ポイントについて

個人で行く方が一番知りたいのがここだと思いますが、オニヅカ・ビジターセンター周辺で開けている場所を探せば、どこにいてもマウナロアと天の川が撮れます。ただ、マウナケアの周辺や上にはあちこちに噴石丘がり視界の邪魔になる事があるので、上手く足場を探してください。その例がサンライズ前の天の川の写真です。

マウナケアの上の噴石丘を前にした天の川の写真です。本来はサンセットの後で撮影した場所と同じポイントで撮る予定でしたが、真っ暗で通り過ぎてしまい、仕方なく急遽見つけた駐車場で撮影したものです。

最後に一つアドバイスと言うかヒントです。マウナケアが北側、マウナロアが南側に位置しています。その間にカイルア・コナからヒロに続く一本道が東西に横断しています。そしてマウナケア山頂に向かう道路が北上する形で走っており、オフロードを超えた辺りから噴石丘に囲まれた山の内部に入るので、それまでに撮影ポイントを決めるのがポイントです。ご参考に。

撮影機材に関しては、35mm換算で16mmでは足りないです。14mmとか12mmとかがあると大迫力の天の川が撮れます。自分はSEL1635GМもSEL70200GМも持って行ったのですが、このブログを見てもお分かりの通り、ほとんどが当時2万円台(現在は値上がり)で購入したSamyang14mmf2.8で撮影しています。これでも十分綺麗な写真が撮れるので、お金のない方はご検討されてもいいのでは⁉お金のある方は、シグマの14mmf1.8かニコンの14-24を!

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




関連サイト

シェアする

フォローする